Googleさん!tiktokさん!metaさん!世界中の子供達のために有害コンテンツ管理の徹底をお願いします!
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1.はじめに
皆さんテレビは見ますか?最近は地上波を見る人は減ってきているかもしれません。わたしには9歳と7歳の息子、4歳の娘がいます。
子供達はテレビを見はしますが、地上波ではなく、ほぼ100%Youtubeを見ています。
今回は、わたしのこのツイート
エロ、グロははなくても、差別的表現を繰り返していたり、恐ろしい映像になってたりする。ユーチューブ見るなら僕の横で見なさい、と言っている。まじで害でしかない。ゲームしてくれてるほうがよっぽどマシ。ユーチューブを親のいないところで見られるのなら、フォートナイトされている方がマシ。 https://t.co/1zIJGYVGPp
— 林高行@データオタクIT社長 (@takayuki884san) October 27, 2021
についてです。
2.Googleにスルーされる有害コンテンツ
Youtubeは御存知の通りコンテンツをGoogleが検閲しています。有害だと思われるコンテンツは、公開されない仕組みになっています。良かった良かった。
一方子育てとは休みがなくて、やっぱりどうしても休憩したいときがあります。
全然関係ないですけど、例えばレストランで親が食事している間、ずっと子供にYoutubeを見せている人がいて、けしからん!って思う人もいるとは思います。
でも、大目に見てあげて下さい。
男の子ってレストランでもありえないほど騒ぐんです。親がゆっくり食べられないだけならまだしも、レストランで走り出して他の人に迷惑を掛けてしまうことも。。それだったら今の間だけYoutubeを見せておこう、そういうことなんです。
一方、自宅で仕事している時に、子供にYoutubeを見せているときがあります。でも有害コンテンツは流れない。だってGoogleさんが管理してくれてるんだもん。安心安心。
時々テレビの部屋に行って子供を確認するのですが、Youtubeを見てます。ええこっちゃ。と思ってYoutubeを見てみると。。。
な、なんじゃこりゃーー!!!
ありえないものを見ているんです。すごく怖い動画になってます。
もちろん、性的描写はありません。また、残虐描写もありません。
(数年前は残虐描写の入っている、一般人が作成した有名アニメのコピーもありましたが、その後削除されました。)
そういう意味では、問題がありません。ところが、見てみると、非常に怖いのです。
私達のよく知っているアニメに、少しの血や恐ろしい道具、また不気味な音楽を用いることによって、ものすごく恐ろしい動画になっています。あるいは、明るい感じの動画で、堂々といじめを行っていたり、差別的表現を頻繁に発言していたり、小学生には教えるべきでない語彙が使われていたりというものもあります。
これ、アニメ自体は私達が誰でも知っているキャラで、ドラえもんだったりします。もちろん一般人が作ったオリジナル動画です。ドラえもんといえば、誰でも健全なイメージを持っていますよね。この健全ななシンボルが、上のような作り込みのされ方がされていて、とても怖い印象を持ちます。
制限付きモードといって、年齢制限のある動画は見せないオプションもあるのですが、こういった動画はこれにも引っかかりません。一方Youtube Kidsと言って、安全なものもあるのですが、こちらだと危険ではないものの、子供達の好きな動画は出てこない。
なので結局「Youtubeを見る時は、お父さんかお母さんが横にいるときだけにしなさい」ということになりました。
3.tiktokにもスルーされる有害コンテンツ
仕事柄、tiktokも見ます。子供達はまだスマホは持っていないので、tiktokは殆ど見たことがありません。しかし、tiktokにも、子供に見せたくないコンテンツが流れてきます。ショッキングな映像や、直接的ではないものの、性的なコンテンツ。うちでは息子にはスマホを与えていないので、tiktokについては特段問題ありません。
しかし、スマホを持っている小学生の親御さんは、是非気をつけて下さいね。まずは自分で使ってみる、これ大切です!
追記
このブログを書いた数日後に、以下のニュースが流れてきました。
米国とカナダのAmazon Fire TVにTikTokが登場 (2021-11-02 08:30 AM) #TechCrunchJP
— TechCrunch Japan (@jptechcrunch) November 2, 2021
なので、日本でもテレビでTikTokが見れてしまうようになると思います。親御さん、是非気をつけてくださいね。
4.コンテンツ管理の未来
地上波のように供給側の数が限定されているならいざ知らず、現在のように消費者がコンテンツを供給できる環境になってしまった以上、今後も消費者によるコンテツの供給数は増加の一途をたどるでしょう。となると、有害コンテンツの数も増加の一途をたどるはずです。また、一人あたりがインターネットに接続するデバイスの種類や数も、今後は増加してゆくでしょう。Ciscoの調査書でも、以下のようになっています。
2023年には1人あたりのネットワーク化されたデバイス/接続は6個となり、1世帯あたりの数は10個近くなると予想されます。
Cisco Annual Internet Report(2018~2023 年)ホワイトペーパー
であれば、有害コンテンツに接する機会そのものも、増えてゆきます。
したがって、コンテンツ管理はとっても大切です。
なぜGoogleやByteDance(tiktokを運営している企業です)がこれらを管理しないのかわかりませんが、これらはまさしくAIによって排除をすることができるはずです。
以前の記事にも話したとおり、AIとは、基本的には「分類を行ってくれるもの」
です。直接的な危険描写はこれまでも排除されてきました。
それに加えて、キャラが話すセリフ、流れてくる音楽、テロップなどが組み合わされて、複合的な要素で恐ろしさを表現しているようなものも、これらの要素を全て判断材料にして、「有害」と分類してほしいですね。これも、AIによって解決できるはずです。
何が有害で有害ではないかが、人によるので、難しいのでは?と思う人もいるでしょう。でもそれはメールも同じで、どれが迷惑メールでどれが迷惑メールでないかは、人によりますが、AIの仕組みを使って解決できます。
先程言った、インターネットに接続する「デバイスの種類」ですが、最近一つ、増えようとしています。はい、oculusですね。
メタバースという言葉が最近言われていますが、メタバースが一般化すると、ここにもコンテンツ管理が必要になります。しかも、直接的な描写ではなく、ますます間接的かつ複合的な要素でのコンテンツ管理が必要になるでしょう。この場合は環境が2次元から3次元に移ります。3次元で有害コンテンツを視聴した場合の子供達への悪影響がどの程度のものなのかは、もはや親もわかりません。
oculusに続いて他社からも競合製品が発売されるでしょう。そのうち一つの家庭に複数のoculusのような製品が所有されることになり、「デバイスの数」も増えてくるでしょう。有害なコンテンツに触れる機会も増えてきます。恐ろしいですね。
なので、コンテンツを提供する会社の皆様!
是非是非!適切にコンテンツ管理をお願いします!
ものすごい技術をお持ちのはずなので、ちょちょっと対応すればできるはずです!
どうでしょう、Googleさん、ByteDanceさん、Metaさん!
5.最後に
消費者向けにもたらされるDXにより、正の側面だけでなく、負の側面も生み出しました。テクノロジーによる恩恵を受けて幸福になると共に、負の影響は排除できるよう、適切なリスク管理が必要です。
会社でも、まず社長がDXに対する知識があったほうが望ましいのと同じで、家庭でも親御さんが最新のデジタルデバイスやデジタルコンテンツに関する知識を持っておいた方が良いと思います。DXによる世の中の変化は、会社だけでなく、家庭でも起こっています。