【簡単】為替によるサーバーコストの増大を回避する方法

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最初に、今回の記事の内容をサクッと動画で早く知りたい方はこちら。

はいでは記事の始まりです。

みなさんこんにちは!DX顧問バンクの林です。今回はIT領域のお話です。

突然ですが、サーバーコスト、為替のせいで上がってませんか?

こちらがUSDJPYのレートです。

出典: investing.com URLはこちら

えげつない上がり方ですね。

もっと長い期間で見るとどうか。

出典: investing.com URLはこちら

一時期は20年ぶりの円安となる129円代まで下落しました。恐ろしいですね。


先程も書きましたが、これによって普段の業務で何が起こるかというと、IaaS,PaaSのドルベースでの費用は変わらないのですが、円ベースでの費用が上がります。恐らく皆さん肌で感じておられると思います。


2021年上半期は108円ぐらいだった時期もあったので、現在の127.57円だとなんと!

コスト18%アップ

です。あな恐ろしや。。。。

一方エンジニアの仕事は、この領域にはノータッチで良いのでしょうか?

わたしはそうは思いません。だって

「サーバーはドルベースで費用が決まっているので為替の影響を受ける」ということを、経営層、財務部の方は知らないと思うのです。

しかし一方、これ事態はITマターではなく、ファイナンス分野の話です。

ということは、恐らくエンジニアが最低限のファイナンスを知っておく必要があるということではないかなと思うのです。

そこで、今回は!

超簡単!この為替の影響を消す方法

です。とても簡単なので、是非やってみて下さい。


サーバー費用の為替による影響を消す方法

はい、それでは早速その方法です。

  1. 今後円安の方向に進むと考えられる時、つまり相対的に今が円高だと思える時に、1年分のサーバーコストを円からドルに変えておく。
  1. 円高になれば、何もせずにそのままにしておく。
  1. 毎月のサーバーコストの支払い時に、以前より円安になっていたら、そのサーバーコストと同額だけ、ドルの現金を円に変える。

これで、円安の影響を消すことが出来ます。

簡単です。
ドルで支払う以上、為替変動のリスクを負っていて、このリスクを無くすということを「リスクをヘッジする」という言い方で表現します。
昨今は海外のサービスを使うことが非常に増えてきています。わたしもこちらで紹介している通り、海外のSaaSを沢山調査して、利用もしています。

一方こちらのサイトで、世界のスタートアップの資金調達額を調べることが出来ます。crunchbaseというサイトです。

日本と米国を始めとする海外では調達額に桁の違いがあります。(アメリカのいろいろな企業を検索してみて下さい。何を検索したらよいかわからない、という方は、私の書いている海外SaaSの紹介ページから、適当に入れてみると良いと思います。)

出典: crunchbase. URLはこちら

ということは、それだけ海外プロダクトの方が、完成度も高まるのが早いということになるので、今後海外のITプロダクトを利用する機会は増えてくることはあっても減ることはないはずです。

ということは、ITプロダクトの為替リスクは今後益々増えてくる、と言えるわけです。これはエンジニアにとっても身につけておいて良い知識と言えるのでは?


ちなみに為替リスクのヘッジは、海外との取引がある大企業の場合は、まぁどこもやっていることです。海外との取引がビジネスの中心となると、それだけ為替の差損が無視できなくなるからです。ただ上のような方法ではなくて、「通貨オプション」というデリバティブを使って、為替リスクをヘッジしています。

ところが、Azure, AWS, GCP、或いはその他海外製SaaSの台頭のせいで、比較的小さな規模でも程度の差はあれど事業が為替リスクにさらされるようになった、ということなのだと思います。

簡単ではありますが、きちんと効果は出ると思いますので、是非やってみて下さい。

林 高行

株式会社ヴィクセス代表取締役。東京工業大学大学院を修了後、シティバンク、エヌ、エイを経てみずほ証券にてリスク統括部にて金融派生商品の定量分析業務に従事。2012年にヴィクセスを設立。以降IT, ファイナンス領域で顧客を支援。

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