頑張らず、しかも0円で出来る!英語力アップの方法

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わたしが支援するDX顧問サービスでは、海外企業との提携の支援をしています。これは、海外企業の担当者と、提携に向けて技術的な内容含めて、英語で打ち合わせする、というものです。ネイティブスピーカーではありませんが、仕事は出来ています。シンガポール、オーストラリア、インド、イギリス、アメリカ、ノルウェーなど、世界中の人とミーティングしていて、刺激的です。

今回は英語について書いてみたいと思います。

英語力をアップさせたい。そう思って英会話に通っても、英会話はまぁいいとこ週1時間ぐらいでしょう。ということは英語だけを話す環境になっているのは1週間でわずか1時間ということです。一方、残りの時間はずっと日本語の環境なのです。これだと英語は話せるようになりません。

英語の会話力をアップしたければ、1週間に1時間程度の英語環境では、全く足らないのではないかな、と思います。日本語の環境のように、1日10時間以上英語のみの環境に身をおいたほうが、そりゃ良いに決まってます。

しかし、現実的に無理なわけです。仕事もしてますしお子さんがいたら子育ても必要ですし、好きな映画も見たいわけです。

なので今日は、頑張らなくても出来る、全くお金のかからない英語力アップ術を書きたいと思います。


そもそも英語が話せるとはどういうことか?

そもそも英語が話せるとはどういうことかを整理した方が良いでしょう。英語が話せるとは

  • 聞ける

  • 話せる

ということかなと思います。「英語が話せる」と一般的に言う場合、聞けないけど話せる、という意味ではなくて、聞けるし話せる、という意味で世の中で使われていると思います。


ただ、「聞ける」よりも、だいたいの人は「話せる」の方にコンプレックスが多いのかな、と思います。

なので、今回は「英語が話せる」とはどういうことかについて、考えてみます。


そもそも英語が話せるとはどういうことか?

英語が話せるとはどういうことでしょうか?

日本語の場合で考えてみると分かりやすいと思います。普段日本語を話す時って

思ったことを、考えたりせずに話す

ですよね。でも、英語を話そうとする時

思ったことを、どう英語で言ったら良いのか考えて英語を組み立ててから、話す

というプロセスになっているはずです。

つまり、英語の時は話す文章を考えないといけないってことです。

母国語の場合、感情と話す言葉の間の対応表が既に出来ているのです。なので、考えなくて済むのです。

でも英語の場合には、感情と話し言葉の間に対応表が出来ていないのです。いわば生まれたての赤ちゃんに近い状態なのです。なので言いたいことや気持ちを英語の文章にする、という「考える」作業を一つ一つしないといけないってことです。で、この考えるというプロセスそのものが、対応表を作る、という作業になっているわけです。

なので一旦この対応表が出来ると、次からその英語の文章や言い回しは、格段に早くなるわけです。

ものすごく極端な例ですが、「これはペンです」って言いたい場合、皆さん何も考えずに英語で話せますよね?これはなぜかというと、ほぼ全ての日本人の大人は、対応表の中に

<これはペンですという気持ち> - This is a pen.

という「関係」が既に登録されているからです。

なのでこの対応表にこの「関係」をたくさん登録することで、どんどんと早くなるはずです。

つまり

思ったことを、どう英語で言ったら良いのか考えて英語を組み立ててから、話す

は、

感情と話し言葉の間の対応表に「関係」をたくさん作っていく

と言い換えることが出来ます。

ちなみに、この対応表は、「英語を聞く」という作業を沢山しても、経験上ほとんど作れません。これはなぜかというと、話す時と逆のプロセス、つまり「聞いたものを理解して感情に落とし込むという作業」で作られる対応表は、話す際に使う対応表とは別の種類のものだからだと思います。なので、聞く練習ばかりしていても話せるようにはなりません。

話を戻します。英語を話せるようになりたいと思った場合、オンラインでも対面でも良いのですが、英会話に通う、という方が多いと思います。

でも、よくよく考えるとこの対応表を作るという作業は、話し相手がいなくても出来るわけです。

ということは、英会話は英会話で習ってももちろん良いのですが、週に1回の英会話だけじゃなくて、1人でいる時に、この対応表をどんどんと充実させていくことも出来るわけです。

つまり、今日あった嬉しかったこと、悲しかったことを、仕事で困ったことなど何でも良いので、英語で一人ごとのようにブツブツつぶやけば、対応表がガシガシできていくってことですね。一切お金かかりません。0円です。


いつやるのか?

後は、いつやるか?でしょうね。問題は。

家だと、遊びたいでしょうし、ダラダラしたいっていう人もいるでしょう。子育てもしないといけない人もいるでしょうし。

でも心配いりません。家じゃなくても出来ます。それは

会社帰りの電車の中

です。

一昔前はできませんでした。だって、声は出さないものの口がブツブツ動いていたら気持ち悪いですよね?でも今は、ほぼ終焉を迎えているとはいえ、コロナ禍のせいでマスクしているわけです。だから声させ出さなければ、ブツブツつぶやいてもばれることがないわけです。

行きの電車の中は、気分的にこういうことをする気になれない人が多いと思います。でも帰りの電車なら、出来るでしょう。

電車に乗っている時間が例えば45分程度だとすると、週5回で4時間近く英語が勉強できることになります。ここでガシガシ対応表を作れば良いのです。英会話だと相手の話を聞く時間も必要なので、話す時間、つまり対応表を作る時間は限定的ですが、この方法ならば、45分間ずっとしゃべる事が出来ますので、より効率よく対応表を作っていくことが出来ます。

もし完全リモートワークの場合には、家でブツブツ言ってもらえれば良いと思います。お風呂の時とかが良いのではないですかね。また、もし車で通勤されている方は、帰りの車の中でブツブツ言ってもらえれば良いと思います。

是非試してみて下さい。継続は力なりです。

林 高行

株式会社ヴィクセス代表取締役。東京工業大学大学院を修了後、シティバンク、エヌ、エイを経てみずほ証券にてリスク統括部にて金融派生商品の定量分析業務に従事。2012年にヴィクセスを設立。以降IT, ファイナンス領域で顧客を支援。

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