そのクラウドサービスを導入する前にやってみてほしいこと
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はじめに
「クラウドサービスを入れよと思っている。高いけど、しょうがない。。。」
ま、待って下さい。
DX顧問サービスでは、積極的に海外のクラウドサービスを御提案しています。なので業務の紹介として、「日本のクラウドサービスを導入する前にこの記事だけ読んで下さい!」という気持ちで書きました。
検索エンジンの功罪
会社内でなにかツールの導入を検討しているとき、その探す方法はGoogleやYahoo、つまり検索エンジンがほとんどだと思います。今やYahooも裏側ではGoogleの検索エンジンを利用しているのでだいたい同じです。この検索エンジン、どんどん便利になってきて、今では日本にいたら、日本人向けのサービスが表示されるようになっています。逆にいうと、海外のサービスはあまり表示されません。これ、時にネガティブな側面を持ってます。大雑把にいうと、自分の都合の良い情報だけが入ってくるようになっているということです。でも海外サービスは、マジで使えるヤツが多いので、是非検索ワードに英語を入れてみて、海外のサービスを調べてみて下さい。今日はその海外のサービスの良さを語ってみます。
海外のサービスの特徴
海外のサービスは日本のサービスとどう違うのか?どのような特徴があるのか?わたしは何年も前から、日常的に海外のサービスを調査しておりました。自分の趣味ということもあり、また新規事業のネタ探しということもあり、暇さえあればなにか面白いものがないかと調べておりました。その結果わかったのは
日本のサービスよりも高機能な上に安い!但しITリテラシが必要となる!
という特徴があります。
高機能なのに安い
一般的に日本のサービスよりも高機能です。サービス単体としても機能も充実しています。一方昨今のようにクラウドサービスが大幅に増えてきている状況では、外部サービスといかに連携出来るか、ということも重要担ってきているんですが、その点でも、海外のサービスは日本のサービスよりも優れています。いくつか例を。
例1: SquareSpace
例えば以前にもブログでお話したウェブサイト制作サービスのSquareSpace(スクエアスペース)。日本にも同様のクラウド型のウェブサイト制作サービスがあります。SquareSpaceは5年ほど前から使っています。積極的に機能が追加されていて、ちょっと前にもSNSのリンク欄に貼り付けると便利な、一枚のプロフィールページもサクッと作れるような機能が出来ていました。
有料メンバーページも、ECサイトも簡単です。また、Analytics機能も充実していて、ユーザーごとに経路を見れたりします。
しかも値段はビジネスプランで月額18ドル。日本の同様のサービスだと公開ページの数に制限があったりするけど、SqaureSpaceだと公開ページの数に制限はないので、好きなだけバシバシ作れる。また、何もしなくても自動的にスマホにも最適化してくれます。
先程のプロフィールページもそうですが、機能追加が頻繁に行われており、直近でいうとお問合せフォームから来た迷惑メールって、Gmailで「迷惑メールに報告」出来ないんですよね。送信者から来たわけじゃないから。でもこれにもしっかり対応してくれる様になりました。スンバラシイ!
例2: Supermetrics
様々なデータの可視化ができる、Supermetrics.
サイトを見て頂ければ分かりますが、数多くのサービスに対応しています。日本でも「SNS管理!」と銘打って月額5万〜10万程度のとっている会社さんもありますが、こちらは99ユーロや199ユーロ程度。このブログを書いている時点で1ユーロ128円程度なので、まぁだいたい12600円〜25400円程度。
安い!
日本のサービスと比べて安いですね。日本のサービスの場合、投稿もできるようになっていたりするのでそこは確かに価格差が合って然るべきですが、しかしそれでもこれだけデータソースがあってこの価格は安い。
25400円のCoreプランだと、ツイッターの投稿も取ること出来ます。なので、日本のサービスとの比較ではないですが、ツイッターの投稿から口コミ分析をするビジネスをしている会社さんも、自社で投稿取得のシステムを組む代わりにこちらを利用することが出来てコストはウン百分の一になるでしょう。またこのプランではGoogle My Businessからもデータが取得できますので、複数店舗を運営する例えば飲食店の口コミも、簡単に可視化出来ます。こちらも日本のGoogle My Businessの可視化サービスと比較すると破格の安さ!!
例3: Acuity Scheduling
顧客向け予約システムのAcuity Scheduling。アキュイティスケジューリングと読みます。
日本の同様のサービスだと、自社サイト内に、自然な感じで埋め込めるものがありません。その上月額12000~20000円程度とお高めです。このアキュイティスケジューリングだと、23ドル程度。安い!しかも、自社サイト内に自然な感じに埋め込む無事が出来ます。
ITリテラシが必要となる!
格安で高機能な海外のサービス。ただ、利用には、若干のITリテラシが必要となることが多いように思います。例えばsupermetricsならばAPIとは何かという基礎的な知識と共に、目的となるAPIの仕様を自分で調べて、取得したいデータの項目を調べなくていはいけません。これはITに関して全く知識がないという方となると、実質出来ません。。。
アキュイティスケジューリングも、最低限htmlの知識が無いと、埋め込みの概念すら理解できず、導入が出来ません。
つまり、まとめると、本当に誰でも出来る、高くて機能が限定的な日本のサービスと、格安で高機能だけど、IT知識が要求される海外のサービス、という風に分けられる様に思うのです。
今後は?
現時点では海外のサービスの方が機能、価格共に秀でているのはわかったけど、では今後はどうなのか?ってことが気になります。
でも、今後機能がより充実してくるのはどちらかという点においても、海外のサービスに軍配が上がります。
なぜ海外のサービスのほうが機能が充実してくるかというと、まず英語圏全体が商圏となるので、日本だけのサービスよりも市場が大きい事がデカい。これは日本のテレビ、つまり地上波とNetflixで起こっていることと似ていますね。Netflixの方が世界中をターゲットに出来るので、日本の地上波よりも売上規模が大きくなり、予算規模も大きくなり、機能開発にかけるコスト額も大きくなり、それだけユーザーに良いサービスが提供できるというわけです。
後、もう一点、海外の企業と日本企業の資金調達の額が1桁違うことも挙げられますね。crunchbaseと言って世界中の企業の調達金額が調べられるサービス(これも因みに海外サービスです)があります。これで調べてみましょう。supermetricsの場合だと、
なんと60億円!
SquareSpaceもこんな感じで、
こっちはもっと多い約665億円。上場してますし。
なので、導入後の事を考えても、海外サービスにしておいた方が恩恵が大きい。普段数多くのツールを使っているわたしですので、是非信じて下さい!
もし!自分で探せなかったら!
言語の問題やIT知識の問題から、自分で探せない、ということもあるかと思います。そんなときにも役に立つDX顧問サービスです。わたしが支援します。月額5万円(税別)からのプランで、1年契約となっています。今回取り上げたツール以外にも、他にも様々な海外のサービスを御提案致しますし、もちろんDX顧問サービスは海外ツールの紹介だけではなく、外にも社内DX化に向けた提案をします。詳細は以下のボタンから。初回相談無料でやっています。