DX顧問サービス事例紹介、SmartHRをkintoneで可視化

DX顧問となって頂ける方を募集しております。LINE友だち追加で簡単!3秒で登録完了です。案件はLINEにて配信しておりますので、足元稼働予定がない方でも、お気軽に御登録頂けましたら幸いです。LINEはこちらから。

1.はじめに

これはDX顧問サービスを開始する前に頂いたお話ですが、DX顧問サービスでも同様の御支援をするつもりなので、読み替えて頂いて構いません。

DX顧問サービスの、スタンダードプラン、エンタープライズプランでは「小規模開発での実証性検証」という御支援が含まれています。これですね。

これがどういった支援内容なのか、事例を通して紹介したいと思います。


2.これぞまさしくDX

以前のブログでも書きましたけど、会社が取り組むのは、まず業務負荷削減。その次にデータ活用による会社の成長です。この件はブログの以前の記事、経営者が知っておきたい、DX化で必要となる人材にも書いてあります。

最初は業務負担が大きいからITで効率化を、となるのですが、その次のフェーズで、会社により競争優位性を持たせたい、継続的な成長の礎を作っておきたい、という要望を頂きます。

で、今回は実証性検証事例になります。これはなんぞや?ということなのですが、DX化の一環で、会社の何かを刷新しようする時に、

「こういうことできる?」

という御質問を頂きます。これに対して、実際に小規模な開発を行って、できるか出来ないかを確かめるものになります。同時にヴィクセスの強みである、「世界中のクラウドサービスを組み入れて、劇的にコスト削減できる」ことが可能な場合には、それも盛り込んだ内容を提案します。

御支援先の会社さんから、「KPIを全て一箇所にまとめたい」というお話を頂きました。これであれば、BIという種類のツールがあります。あちこちから数値データを一箇所に集めるツールです。

ただ、よくよくお話をお伺いすると、「KPIだけではなくて、会社のコミュニケーション全てを一箇所で行えるようになりたい」、ということでした。

であれば、少し話は変わってきます。ワークフロー、勤怠管理、社員教育、ToDo、そしてKPIこれらをまとめるとなると、グループウェアの範疇になります。以前私がツイートした通り、

ということが起こっています。

そして「SmartHRのデータをキントーンで可視化したいのですが、できますか?」、と。

ご存じない方もいると思うので説明しますと、SmartHRは、労務管理のクラウドサービス、キントーンは会社内で社員同士の意識の共有を図ることができる、グループウェアと呼ばれるものです。

グループウェアを導入すれば、社員の皆さんは、頻繁にアクセスするようになるでしょう。であれば一箇所に集めたくなるのもよくわかります。SmartHRのデータも見れれば尚良しですよね。

ただ、SmartHRはキントーンとは全く別のサービスです。なんの関係もありません。キントーンでSmartHRのデータを見ることなんてできるのでしょうか?

なので、この件では以下の様にして、実証性を検証しました。


3.その1:自動連携はされるか?

SmartHRとキントーンの画面で設定を行うだけで、自動的に連携がされれば良いのですが、調査して5分で判明。連携はされませんでした。終了w


4.その2: ヒトの手で連携

SmartHRから定期的に人の手でcsvでダウンロード。キントーンに対して人の手でcsvをアップロード。これなら連携できます。やったー!


嫌ですよね。これ。

なるべく避けたいです。もちろんこれ以外に選択肢がなければこれでよいのですが、最後の手段です。そもそも事務が増えています。

昔わたしのおばあちゃんが、歩いてどこかに移動することをテクテク歩く、ということから、タクシーとかけて、「テクシー」と、こじゃれて言っていたことを思い出します。「テクシー」は健康に良いですが、「ヒトの手連携」は健康に良くないので辞めましょう。


5.その3: キントーンにあったエーピーアイ

キントーンには、エーピーアイが用意されていました。エーピーアイというのは、外部のサービスからキントーンを操作できるもの、と理解して頂いて間違いありません。であれば、できそうですね、エーピーアイを使えば。

これを調べるために、コードを書きました。

グーグルスプレッドシートにSmartHRのデータがあるとして、そのGoogleスプレッドシートからキントーンのエーピーアイを利用して、キントーンにデータを登録するという流れになります。

グーグルスプレッドシートからキントーンにデータを登録するプログラムです。

コードを書いて、実行してみた所、無事キントーン側にデータが反映されていました。良かったです。

が、しかし。。。

SmartHRからグーグルスプレッドシートには、どうやってデータを取り込むのでしょうか?


6.再度その1: 自動連携

はい、自動連携はされません。


7.再度その2: ヒトの手で連携

テクシーは健康に良いですが、ヒトの手連携は健康に悪いので嫌いです。


8.その3: ここにもあった、エーピーアイ

調査してみると、SmartHRにもエーピーアイが準備されていました。であれば、このエーピーアイを実行することで、Googleスプレッドシートに取り込めそうですね。

ではどうやって取り込むのか?

開発する

定期的に取り込むプログラム開発を行うことで、対処できそうですね。はい、できます。ただ、もし既存のツールやソフトウェアで対応できるのであれば、その方が良いです。開発は既存ツールの利用よりも、費用と時間がかかります。

既存ツールの利用

日本には、開発せずにエーピーアイを実行してGoogleスプレッドシートに保存してくれるツールはありません。一方、ヴィクセスの強みとして、世界中のツールを常日頃調査しています。日本にはなくても、そんな夢のようなツール、海外にはあるんです。

スーパーメトリクスというサービスです。

スーパーメトリクスのページはこちら


9.まとめ

SmartHRからキントーンへのデータ取り込みは

  1. スーパーメトリクスを使ってSmarHRからグーグルスプレッドシートにデータを定期的に取り込む

  2. グーグルスプレッドシートに作られたプログラムを定期的に実行させて、シート内に保存されたデータをキントーンに登録する

これでできることがわかりました。

なので、実証検証の結果キントーンでSmartHRのデータを可視化することは可能であることがわかりました。

小規模開発と海外サービスを利用して、実証検証を行った事例です。


10.最後に

DX顧問サービスで御支援させて頂く内容の一部をご紹介しました。

「こんなことできるのか?」があれば、なるべく安く、安心して運用できる対応策をご提案します。突拍子もない様なことでも、できることも多々あります。なので会社の長期的な競争優位性を高めたい経営者の方は、是非夢物語を描いて下さい。IT、DXに詳しい必要はありません。弊社がDXの専門家として、その夢の実現を支援します。

林 高行

株式会社ヴィクセス代表取締役。東京工業大学大学院を修了後、シティバンク、エヌ、エイを経てみずほ証券にてリスク統括部にて金融派生商品の定量分析業務に従事。2012年にヴィクセスを設立。以降IT, ファイナンス領域で顧客を支援。

前へ
前へ

DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは?わかりやすく解説

次へ
次へ

経営者向け:プライシングの専門家が教える、DX時代における、自社商品は高い?安い?の一発チェック方法