顧客生涯価値(LTV)

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LTVとは?

LTVとは、顧客が契約期間を通じてもたらしてくれる利益のことです。Lifetime Valueの略で、日本語では顧客生涯価値といいますが、あまり日本語で言われることはありません。

このページでは、月額課金型のLifeTime Valueのみについて説明しています。売り切り型の事業の場合のLifeTime Valueの算出をご要望の会社様は、お問い合わせ下さい。DX顧問サービスとして支援させて頂きます。


LTVはSaaSビジネスを開始して間もないころは、適切に計算をすることは難しいです。下の計算方法にもある通り、契約期間がサービスの開始時からしか計測ができないからです。

LTVを上げることは極めて重要な事であり、SaaSビジネス提供者は継続的に取り組むべきと言われています。

その方法は以下があります。

  1. 契約後は、顧客はプロダクトそのものとサポートにより、主にその企業を判断します。よってそのどちらかの質を高め、顧客満足度の向上を促すことで、LTVは上昇します。

  2. より顧客のビジネスにフィットする機能を有料でリリースし、ARPU(ユーザー平均単価)を上昇させます。これによりLTVは上昇します。

  3. 顧客をグループ分けし、優良顧客に積極投資を行います。ここでの優良顧客とは、サポートをほとんど必要としない顧客のことです。これらの特徴を持つ顧客のカテゴリを見つけ出し、そのカテゴリにリーチする様マーケティングコストと営業コストを割り当てることで、LTVの上昇の可能性が高まります。


計算方法

LTVは、以下の方法で算出します。月次更新ベースのであれば上記の式ですが、年次更新でも同様です。

LTV = 月額課金額 × 契約期間(月) × 売上総利益率

計算例

例えば、あるSaaSプロダクトで、月次課金額が3000円、契約期間が28ヶ月、売上総利益率が75%だとすると、

LTV = 3000 × 28 × 0.75 = 63000(円)

となります。


林 高行

株式会社ヴィクセス代表取締役。東京工業大学大学院を修了後、シティバンク、エヌ、エイを経てみずほ証券にてリスク統括部にて金融派生商品の定量分析業務に従事。2012年にヴィクセスを設立。以降IT, ファイナンス領域で顧客を支援。

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顧客平均単価(ARPU:Average Revenue Per User)