機会損失

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機会損失とは?

機会損失とは、本来であれば売上につながるはずであった顧客からの要望が、企業側の体制の不足により、対応出来なかった損失のことを言います。チャンスロスとも呼ばれます。

企業側の体制の不足とは、具体的には

  1. 在庫切れ

  2. 問い合わせ時の担当の人員不足

  3. サーバーのダウン

などがあります。元来顧客からの受注のために、営業コストやマーケティングコストを割り当てているのは、顧客からの問い合わせや発注が必要だからです。それらがインバウンドで来ているにも関わらず、売上につなげることができないという事態は、避けなければいけません。

局所的に発生が起こる頻度が高まってきた際には、顧客への商品やサービス、営業活動のプロセスを工夫するか、もしくはリソースを増やすことを検討する必要があります。


計算方法

機会損失率は、例えば営業活動の場合、以下の方法で算出します。

機会損失率[%] = 対応出来なかった問い合わせ数 / 全問い合わせ数

また、機会損失は、額で算出することも可能です。

機会損失額[円] = 対応出来なかった問い合わせ数 × 契約までのコンバージョンレート × 平均単価

額ベースでは、コンバージョンレートが計算に入ってきます。そのため、自社の事業のコンバージョンレートを正しく調査する必要があり、算出の難易度は上がりますが、金額ベースで算出した方がより直感的であり、経営層も売上との比較ができるため、率ベースよりもこちらの方が利用価値は高いと言えます。


林 高行

株式会社ヴィクセス代表取締役。東京工業大学大学院を修了後、シティバンク、エヌ、エイを経てみずほ証券にてリスク統括部にて金融派生商品の定量分析業務に従事。2012年にヴィクセスを設立。以降IT, ファイナンス領域で顧客を支援。

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